トーチソングトリロジー

何年かぶりにみました。
トーチソングトリロジー
ほんとにいい映画です。無駄な台詞が一つもなく、すべての描写が慈愛に満ちてます。
というのは私の見方ですがね。
アン・バンクロフトが亡くなったのは今年でしたかねぇ。いい女優さんでした。この映画でも素敵な頑固マム(!)を演じてました。彼女なくしてこの映画のテーマの一つであろう『家族愛』を、描ききることは困難だったことでしょう。
息子アーノルド(ハーベイ・ファイアスティン)と別れ際に話すその一言一言に、その人生を、彼女ほどの強さがあってでさえも、迷いながら生き、得てきた濃密な人間愛を感じます。ビデオで見ていてもスタンディング・オーベィションです。
観ていない方は是非御覧ください。

でもね、自分が初めて観た時は、『アーノルドっておっさんやなぁ』とか感じてたのに、今見たらどうみても今の自分より下なんだよね(苦笑)
がっくりしたわぁ。トーチソング・トリロジー [VHS]