病気オチ

みかけたかわいいバイク

最近のドラマって、どうも病気オチが多い気がする。
病気オチじゃなくても、近親が病気だったりして話のメインにかんでくる。
どうやら今回の月9、『ラストクリスマス』もそんな予感。
母親(加賀まりこ)だけでなく彼女(矢田亜希子)までもが床に伏す悪寒。
白血病とか再生不良性貧血とか言い出すなよ!フジ!分類がややこしいんだから!
自分の仕事柄そういったシーンって日常だったりするのだけど、どうも、こう、現実味がないというか、そりゃドラマなんだから仕方ないとは思うのだけれど、
やたらとドラマチック(そりゃそうだろorz)ドラマチックに書きたがる。
確かにそういった不幸もドラマのテイストに必要なのかもしれないけど、そこに頼りすぎているような。安易すぎるような。
不幸があれば幸せは増幅して見えるのだけれど、実際のところはどうなんだろ。
確実な不幸は現実として消えないし、確実な幸せは人の命を永らえさせたとしてもそれは永らえさせるだけ。
『思い』
『思い』ならば、人を救える。
命が絶えたとしても思いは人を救える。救ってくれる。

見ているうちに、結局やっぱり青井由季(矢田亜希子)は病気でしたorz

でも、二人の『思い』が見えてこない。
『お互いを思う』演技が、セリフが見えてこない。
思いがセリフに、演技に投影されない。
そこまでこの二人に要求するのは無理?
だけどさ、二人の『思い』がなければ、お互いを救うことも、このドラマを救うことも叶わないんではないのか?

とかとかエラそうに思ってみたりした。

病気と恋愛と人生を描いた作品では、『トーチソング・トリロジー』がいちばん好きなのだが・・・
あ、月9と比べるのもナニか・・・