竹内結子 好感度No.1女優の存在感の薄さ [ 01月24日 10時00分 ]

(ゲンダイネット)
http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20050124100003/16361.html

 去年の1月7日は隣に木村拓哉が立っていた。200人を超す報道陣の質問はキムタクに集中し、竹内結子(24)は、ほんの“飾り”でしかなかった。後に平均視聴率24.9%をたたき出すことになる「プライド」(フジテレビ)の制作発表だ。

 1年後の同日、「不機嫌なジーン」(同、月曜夜9時)の制作発表で、隣に立っていたのは内野聖陽。ようやく“主役”になれた竹内は、報道陣の質問に持ち前のキュートな表情で「視聴者にとっていい月曜日になりますように」などと答えた。この違いがすべてを表している。

 この冬のドラマ戦争の見どころは、久々にドラマ復帰した松嶋菜々子の「救命病棟24時」と、好感度調査で1位に躍り出た竹内主演の「不機嫌――」の一騎打ちだった。勢いからみて竹内有利と思えたが、フタを開けてみれば、松嶋ドラマの初回視聴率が21.4%だったのに、竹内ドラマは12.8%(いずれもビデオリサーチ調べ)。竹内ドラマの大コケは、まるで彼女の“芸能人生”を見るようだ。

 竹内は99年のNHKの朝ドラ「あすか」で華々しくデビューしたように思われがちだが、実はその4年前に大蔵省(当時)のCMで芸能界入りしている。それなりの下積みも味わっている。

 一躍人気者になってからは「白い影」「ランチの女王」などで高視聴率をマークしているが、竹内の実力よりも共演者の中居正広江口洋介など「数字を持っている」男優の存在が際立っていた。

 プライベートでも似たようなことが言える。あれだけの人気者なのに、竹内の雑誌・新聞への露出は意外なほど少ない。いつも紙面をにぎわすのは、堤真一上川隆也など“男の話”ばかり。それも「16歳違い」とか「15歳違い」なんて年上好きの話だったり、「通い同棲」「破局」などスキャンダラスな記事の連続だった。

 相手の光を取り込んで、より輝くすべには長けているが、自ら光を放つのは苦手――。竹内とは、そんな女優ではないのか。「不機嫌――」の不調で、竹内の限界が見えたという厳しい見方も出てきている。



・・・ふ〜ん。 ̄〜 ̄